25FWコレクションにて、私たちは日本を代表するジーンズブランド「EDWIN」とのコラボレーションアイテムを製作しました。瞬く間にrefomedのアイコン的シルエットとなった「FRESH MAN DENIM WIDE PANTS」をベースに、EDWINを象徴するディテールを可能な限り踏襲。職人たちの間で語り継がれてきた「超超ワイド」という背景にEDWINのエッセンスを落とし込み、refomedらしい解釈で再構築しました。
FRESH MAN DENIM WIDE PANTS by EDWIN"USED"
no: REPT-ED001U
FRESH MAN DENIM WIDE PANTS by EDWIN"OW"
no: REPT-ED001
より「本物のジーンズ」にするために生地・縫製・加工・細部のパーツに至るまで、すべてEDWINのディテールを取り入れています。カイハラ社製の13ozデニムをはじめ、ボタン、ピスネーム、スレキ(ヘリンボーン生地)、縫製糸やステッチ、そして加工に至るすべてが、EDWINの技術と美意識によって構成されています。
受け継がれてきた背景と、現代の感性が交わる一本。日本のジーンズ文化が培ってきた技術と、refomedの解釈による再構築が融合したデニムパンツが仕上がりました。
-About EDWIN-
EDWINの原点は、1947年に遡ります。当時の「常見米八商店」は米軍払い下げの衣料を扱う商店としてスタートし、アメ横にて中古ジーンズの販売を始めました。やがてアメリカから輸入したジーンズを補修・洗浄し、日本人の体型や生活に合う形でジーンズを提供するようになります。「もっと日本人に合ったジーンズを自分たちの手でつくりたい」そんな想いから始まったのが、ジーンズメーカーとしてのEDWINです。
-職人の手で仕上げるジーンズ-
今回採用したのは、カイハラ社製の13ozデニム。しっかりとした肉感がありながら、穿き込むことで柔らかくなり、風合いと立体感が深まっていきます。経糸には2種類のムラ糸をランダムに配列。粗野な表情と自然な凹凸が混在し、時間をかけて付き合うことでしか出会えない質感が育っていきます。洗い込むごとに、シボ感やあたり感が浮かび上がり、唯一無二の表情へと変化していくのもこの生地ならではの魅力です。
縫製は、青森・みちのくジーンズの十和田工場。メンズの5ポケットジーンズに特化した縫製工場で、独自開発・カスタマイズされた様々なミシンや自動機と、スタッフの熟達した縫製技術によって生産を行っています。熟練工による縫製は、見た目以上に安定した着用感や、一針一針の積み重ねが長く穿ける強度と安心感につながっています。


仕上げの加工は、秋田・ジーンズM.C.Dにて行っております。長年、EDWINの加工専門工場として高品質なユーズド加工やエイジングを支えてきた現場です。
今回の別注では、こうした最新技術と職人の手作業によるリアルな汚しやエイジング加工を丁寧に施しました。細部に宿る“手のあと”が残された一本です。


-NEW FRESH MAN DENIM-
クラシックな文脈と、現代のフィルターを通して再編集したジーンズ。プロダクトとしての完成度だけでなく、ジーンズが歩んできた背景とそれに関わる人たちの技術を知ることで、着る人の意識にも新たな視点が加わる、新しいFRESH MAN DENIMのかたち。特別なストーリーを纏った一本、是非お楽しみください。
